古代日本の気候と人びと 【目次】

 

1 序章

  一 背景と目的

  二 人間の歴史と気候

  三 古代の気候の推定

  

2 古代以前の日本の姿

  一 農耕社会と気候

     縄文から弥生にかけて 弥生時代の農業

  二 農耕と気候の変化

     日本の農耕社会 気候変化による海岸線の移動と居住・農耕

  

3 古代日本の気候と人びと

  一 三〜一〇世紀の日本における気候と人間の歴史

     三〜四世紀 弥生時代から古墳時代へ 五世紀から大化の改新まで 六〜七世紀

      大化の改新以降 遣唐使

  二 八〜一〇世紀の気候小最良期

     日本と中国はどうだったか 温暖期の名称と時代区分

  三 古代の土木工事

屯倉・大溝・大池 飛鳥の景観変化 斉明期の大土木工事

  

4 東アジアとのかかわり

  一 縄文・弥生の日本と中国・朝鮮

  二 中国の気候変化と人びと

     中国の寒冬と夏の洪水 上海の自然災害 中国人の自然観

  三 朝鮮半島

     古代の朝鮮 韓国の天孫・降臨 朝鮮半島の古代の気候 七世紀の東アジア

四 一〇世紀以降の東アジア

  五 東北アジアと古代日本

  

5 東南アジアとのかかわり

  一 熱帯中国の八〜一〇世紀における出現期前方後円墳の様相

  二 東南アジアの群島部(マレ-語世界)

     インドネシア 七世紀の画期 ボロブドゥル

  三 インドシナ半島

     カンボジア アンコ−ルワット アンコ-ル朝の水利網と気候変化 バライの効果

  四 東南アジアと日本

     

6 南アジアはどうだったか

  一 インド史からみる

     インドと南アジアの人たちと気候 東南アジアの温暖期

  二 モンス−ン

     アラブ世界とのつながり 航海との関係

 三 スリランカのタンク

    古代の貯水池 カンラライのタンク

 四 北アフリカの夏の季節風関係

    ナイル川の洪水 北アフリカの変動から学ぶもの

  

7 古代の自然認識と文化

  一 古代日本人の季節

     万葉集 四季 気象要素別の把握 要月と閑月の季節

  二 古代の気候地名

     気候地名とは 韓国地名との関係 日本古代の風£n名 

日本古代の日本古代の風£n名・秋£n名

 三 風神・雷神

    古日本の神話時代の風神・雷神 日本の歴史時代の風神・雷神 世界の風の神々

    雨の神々・雷の神々

 四 沙漠認識

    西方浄土 盂蘭盆経

8 東北地方の人びとの動き

  一 日本の東北地方―温暖化する気候の下で

     弥生時代の東北地方の稲作 蝦夷と古代東北 東北地方の古代城柵の北上

  二 志波城の例から

     造営 徳丹城

  

9 地域スケ−ルでみた気候と人びと

  一 神話の構成と気候条件

     神話の構成 日本の天孫降臨

  二 古風土記の時代

     気候の認識・記述 播磨の国の局地気候と農業生産

  三 出 雲

出雲の国造り 出雲の村落

四 伊 勢

   伊勢神宮 伊勢の風 風の宮

  五 ヤマト政権と出雲・伊勢

     神話構成 異常気象などマイナス要因 出雲・伊勢の対称性、および大和との関係

  

10 終 章

  一 古代日本の気候と人びと

  二 地球温暖化―古代と現代

  三 気候と人間活動